クラウディアの軍事大国「カイゼルシュルト」に忠誠を誓う騎士。階級は大尉。
ロナードとは昔からのライバルであり、親友。
剣術の腕は高く、士官学校を次席で卒業するほどだが、生真面目な部分もある。
性別を問わず好かれる好青年。欠点は寝起きが悪いこと。

地の世界エルディアの反政府組織「自由エルディア」メンバー。
幼いころに両親をなくし、孤児として「自由エルディア」のリーダーであるエリオルに育てられる。
お調子者で生意気だが、根は純粋で正義感もある。
片手にナックル、片手に拳銃を持って戦う。暗いところは苦手。

ザードの幼馴染で「自由エルディア」のメンバー。
ラナの実姉であり、ザード同様、両親をなくし孤児としてエリオルに育てられた。
小柄で幼く見えるが端整な顔立ちをしており、生まれ持った優しさと明るさが滲んでいる。
テーゼ委員会の手により「特異合成体」として改造されたが、アウルの死とともに元の体に戻る。

空の世界クラウディアの軍事大国カイゼルシュルトに忠誠を誓う騎士。階級は大尉。
エルディア上空から地上に落ちたが、ザードらに出会い空へ帰還する。
切れ者という印象を与え、策謀家としての匂いも持つ。 常に冷静で、滅多なことでは動じない。
大剣を使い、一閃などの技を繰り出す。

セントミラ魔法大学の講師と宮廷官吏を兼務している青年。
雷を操る魔法に精通し、「雷光のヴァイス」の通り名をもつ。
沈着冷静を装っているが、激昂すると手に負えないタイプ。
銀髪に青い目。本を読むときだけ眼鏡をかける。

ザード同様、両親をなくし孤児としてエリオルに育てられた、「自由エルディア」のメンバー。
ニアの実妹であり、姉には及ばないが同種の魔力を持つ。
無邪気な笑顔を振りまく天真爛漫な性格で、 旅の途中で知り合ったハントを「おじさま」と呼び慕う。

祖国で揉め事を起こしため、仕方なく各地を転々としている一匹狼を気取る傭兵。
ライフルのような特殊なクリスタル銃を愛用し、 その腕は「ハント・ザ・マジックスナイパー」の通り名を持つほど。
一見軽薄そうだが、純粋で傷つきやすい繊細な面も。
女の子が大好きであたり構わず口説くが、九分九厘失敗する。

カイゼルシュルトの軍人で、レイナスやロナードの上官。階級は少佐。
軍服の上に、レイラが特注したゴテゴテの鎧を着る。
30歳を過ぎてから軍に入隊した叩き上げの軍人で、情にもろく面倒見がいい。
破壊力抜群の大きな戦斧で戦う。

カイゼルシュルトの魔術師。ロナードの上官であるドモラ少佐の妻。
退役軍人だが気質は変わっておらず、男勝りの言動で威圧感が漂う。
他人にも自分にも厳しく、筋が通っていないことは許せない。
攻撃系魔法のエキスパートで、大きな円月輪を武器として戦う。

カイゼルシュルトの特殊部隊兵。階級は中尉。
ロナードとは従姉弟同士の関係で、紺碧の髪に青い瞳、どこか孤独感のある顔立ち。
陰りのある色気があり、あまり感情を表に出さないタイプ。
暗器を仕込んだボディースーツを着用し、短刀を好んで使う。